今まで沢山の本を綴じまくってきた無線綴じ機が今日でタカラ印刷を卒業しました。
今まで綴じ機のあったところがもぬけの殻で、なんだか寂しいです。
ふと、僕が小さい頃にタカラ印刷の前社長である祖母が、同じく今日のように
搬出する機械の部品を手に涙しながら
「ありがとう・・・ありがとう・・・」
と口にしていたシーンを思い出しました。
会社が成長をするのに貢献してきた機械とサヨナラをする気持ちが今日少し分かりました。
これからも「ありがとう」と言って別れ、次の成長に繋げるための涙を流せるよう、
タカラ印刷に来てくれた機械を最後まで大切に扱い丁寧にメンテナンスをしていき
たいと思いました。
ありがとう。