まだまだ分からない事だらけの世界だから、次元のチャンネルを切り変える方法も何か有るはず
この世界と向こうの世界を繋げる手段が。そうすれば会える！あの子に会える！モニター越しに笑いかけてくれるあの子に！
…でも、少女達は彼方の世界にいるからあんなにも美しく儚く可憐で存在し続けるコトが出来る…のかも知れない。
もしこちらに入ってきたら、こちらの様式に統べられてしまうのでは無いか…そんなのは嫌だ…
でも三次元化した彼女を愛せないとすると、彼女が二次元だから好きなのか……？
性格とか内面の問題じゃなくて、二次元だから…？
でも二次元だから誰でも良いって訳では、無い
好きなコは好きなコ。…何人も居るけれど。
こうして都合の良いように好かれて、都合の良いように好きで居てくれる（と思い込んでいるコトを許してくれる）そんな天使のような存在だから好きなんだ。
勿論彼女達にも意思はある（と思い込んでいる）！
理想だ理想なんだ…こんなコが居たらいいのにって、あり得ないからこそ抱ける夢。
世界の混在はそう言った理由からあまり理想的ではないから、モニター越しに手と手を合わせるような、そのくらいの接触が丁度良いのかも知れない。
思い込みは真実になる。不確定の事象だからこそ、なり得てしまう。
閉ざされた独り善がりの真実だが、それでも幸せだから目を瞑るんだ。
といった物語です。
フィクションです。実在の人間とはなんの関係もありません
