一、空が飛べたら
落ちるのが怖い。でも飛びたい。
いつまで飛べるのか、どこまで高く登れるのか。
限界を試そうとして眼下に広がる小さな町並みに目を奪われ竦む。
二、雨のしずくになったら
生まれて落ちる。その過程でとりどりの色を映すけれど、それは自分の色ではない。
どこかにぶつかる瞬間にその悲しみから解放される。
三、魚になったら
水中は怖いです!!!
遠く見えない水の向こうから何が現れるのか…息は出来る様になるけれど四方八方からの脅威。
押しつぶされそうな閉塞感は魚になっても続くのか…迂闊にご飯も食べられぬ…
四、月になったら
寒そう。
地球に会いに行きます。
五、ウサギになったら
とりあえず野山を駆け巡ります。人気の無い方でひっそり生きたい。
スタスタ歩かずいちいち跳ねなくてはならないって疲れそうですが慣れるのか…
いじわるとひとりぼっちは省略で!!
みなさんはいかがでしょうか???
ん~~ん・・・何かになれたら、しばし考えた結果<犬>かな? 飼い主とはどういうものだろう? 犬友達は?叱られたら?・・・人間と同じだと思いました。
古い歌ですが蜂のムサシがお日様に試合を挑んで焼かれて、落ちて死んだのさ・・・という歌がありましたよ。
なかなか面白い詩ですよ。