営業部

物語を紡ぐバトン

遅くなりました・・・果たして終わりは見えるのか・・・?

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今日はよく晴れた日曜日だ。 思いがけず早起きをしてしまった。

冷蔵庫には卵が5つ。

そして牛乳とちょっと固くなったバゲット。

そして待ちに待って調達に成功した最高級のハム。

休日の特別な朝食を作りながら、一日の計画を立てる。

特別な朝食には特別なコーヒーが飲みたいな。

湯を沸かそうとやかんを手に取り蛇口を捻る…が、水が出ない。

あれっと思い少し衝撃をあたえてみたところ…

蛇口から小さなおっさんが数珠繋ぎになって出てくるではありませんか!

よくよく観ると、・・・CMYKRGB、、な、7にん?7ひき?

色とりどりのおっさんが、シンクのふちを最高級ハムめがけて行進していきます。

よく見ると、そのおっさん達はとても悲しそうな顔をしていました。

お腹が空いているのかもしれない、そう思いつつ心を鬼にすることに決めた。

おっさんを1匹ずつ、菜箸でつまみ上げる。

すると突然、捕まったおっさんが歌を唄いだした。

一方その頃、アパートの隣室で騒音を感じた住民が目を覚ました。

「日曜の朝から隣でうっつぁしない、何歌ってるんだべ?」 隣から聞こえてくるのは、あのクラシックばりのテノールの声量で一世を風靡した 尾崎紀世彦の「また逢う日まで」それにしてもなんてでかい声だ。。。

もう間もなくサビに入るところじゃないか。歌わずにはいられない………。

隣人「ひとりでドアをしめて~、ひとりで名前消して~♪」って、なんだか悲しい替え歌になっている。。。。

いまいち・・・テンションがあがらない…

よし!気分転換に出掛けるか。

こんな時間に起こされたんだ、あいつも誘って何か奢らせよう。いつものように鍵のしまっていない扉を勢いよく開けると、キッチンで小さな生き物と格闘する幼馴染がいた。「なぁにやってんだおめ?!!というかそれ何?!妖精?!」

歌う小さいおっさんたちを菜箸でつまんだまま、おっさん以上に熱唱する幼馴染のこいつ。そうだ、YouTubeにアップしたろ。

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美佳子→鈴木→ななみ→留美→遊佐→善克→政樹→由美→栄梨→伊東→

遊佐→由美→美佳子→留美→ななみ→鈴木→善克→伊東→政樹→栄梨→

遊佐→栄梨→美佳子→ななみ→伊東部長になんとかしてもらいましょう。お願いします!

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