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こけしツアー中ノ沢の巻

中ノ沢こけし 発祥の地に立てられた記念碑

 

先日、こけし談話会の先輩たちとこけしの産地ツアーに行って来ました。

目的地は中ノ沢!ちょうど紅葉もいい感じでした。

福島市から吾妻山を超えて裏磐梯へ抜ける途中にある中ノ沢温泉は、朝ドラ「エール!」でも話題の歌謡曲「♪高原列車が行く」のモデルになった高原の温泉地です。

ここで作られているこけしが、中ノ沢こけし 通称たこ坊主!

目の周りが赤い。個性的なこけしです。

今回は先輩たちと一緒に工人さんの工房へお邪魔しました。

お茶とお菓子とミカンを囲んで最近のこけし界の情勢について話したり、工人さんが今日のために作ってくれたこけしを分け合ったり。

楽しい時間でした。

 

 

「通常の5本分の花模様を描いたよ」と工人さん談 (友人撮影)

工人さんと一緒に昼食を食べた後、中ノ沢の集会所で貴重な文書も見せてもらいました。

この地区は、山の木で木製品を作る木地師の人たちが暮らしていたそうです。

天皇からの許可証があって、どこの山からでも木材を自由に伐採できる権利を保証してもらえていたという木地師。日本中を移動できたそうです。なにそれファンタジー?って思いますが、本当なんですよね。歴史ってロマンがあります。

こけしとの関係も深いので、こけしを好きになった人はだいたい履修する “木地師” 奥が深いです。

 

貴重な古文書(花押つき)

 

近くにある有名な滝も見て、盛り沢山な一日でした。

 

連れて帰ったこけしと滝

 

ちなみに赤いこけしも連れて帰りました!

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