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草毟

以前咀嚼というブログを書いたのですが、
今回はそれに通ずるかもしれない草むしりについてのお話です。

草むしりは私にとって条件が揃うと好きなことです。
条件とは、
1.地面がほどよく湿っていて草が抜きやすい
2.天気が曇りである
3.気温がそこまで高くない
以上の3つです。
これが揃うと永遠にむしっていられるのではと思うくらい楽しいです草むしり。

そしてむしる時、無闇に引っ張ると根っこまで抜けず茎からブチッとちぎれてしまうのですが、
根っこの状態を指先と手のひらで感じつつほどよい力加減で抜くと、きれいに根っこまで抜けてとても気持ちが良いです。

草によって抜けやすさが変わってきて、
クローバーとか根を広げ自分の分身をたくさん出現させる系は、上手くいくと芋掘りのようにズルズルと遠くの草まで取れて楽しい。
たんぽぽとか地面に這うように咲いている系は太く長い根っこがまっすぐ下に伸びているので、そこそこまではゴボウのような根っこが取れて楽しいのですけどどうしても先端のほうは折れてしまって悔しい。
よもぎとか空に向かって伸びる系は抜きやすいと思いきやよもぎは根が広がっているので芋づるタイプかもしれない。空に向かって伸びる系、これはキクイモとかですかね。キクイモも抜きやすいし芋部分大きいとなんか嬉しいですね。
カヤツリグサ(線香花火みたいなやつ)は超抜きやすい。見つけるとホイホイ抜けるのでテンションが上がります。
スイバ(葉っぱ大きくて花の部分が赤くなるやつ)は…根が深い…これ全然抜けないで葉っぱばっかりブチブチちぎれて、おまけに根っこから無限に再生してくるしぶといやつです。あんま好きでない。
みたいな。草毎に特性があってそれを感じながらむしるのがとても楽しいです。
やわらか地面からちぎれたり抜けたりする根っこの感覚を手で感じながら抜草する…感覚の遊び
お試しあれ…

ただ私の場合毛虫にエンカウントすると一気にやる気なくなるので注意なのですけど…

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