漫画の方読み終わりました!
ずーっと来て思い出すのは小田さんが感染するシーン、
客観的に人が失われていくのを見ているのってこんな感じなんだろうなって思いました。
自分ではどうすることも出来ずに、例えばバランスを崩して高所から落ちていく人を、上から見ているような。
みるみる小さくなって、画面がズームにも落下している人の主観にもならずに、引きのまま最後まで見ているだけ。
終わったあとも上から永遠に届かないところへ行ってしまった人を嘆くだけ。喪失感とか絶望感が酷いです。
溺れた人を助けようとする時も、いくらこちらが叫んでも頬を叩いても心臓マッサージをしても人工呼吸をしてもその人の中身で何が起きているのかは分からずに戻ってこないまま。
やりきれない。
そんなことを小田さんのシーンから思いました。あれだけ一緒にいたのにあっけない。小田さん…
そのシーンが1番衝撃的で、終わり方に関してはある意味すっきりとしていたと思いました。
またしばらくしたら読み返したくなる漫画だと思います。
面白かった!!!