2020年夏、様々な意味で終了です。
サマソニ特別版のSUPER SONICの来年への延期発表を受け、最後の希望が消え去りました。
チケット買ったのに!😭
フェスのない夏なんて考えられなかったので、心の中で暴れ倒しましたが
そんなことをしても時は無常に過ぎ、すべてを洗い流していくのです…(©桜井和寿)
前置きが長くなりましたが、そんな何にもない2020年夏の最後の思い出について綴りたいと思います。
先日、フォーラムにて1964年に公開されたビートルズの初主演映画「A HARD DAY’S NIGHT」が上映されると聞き、足を運びました。
自分より若かった頃のビートルズ。眩しい。
リマスター版のブルーレイを所持していますが、推しをスクリーンで拝むことができるならわざわざ観に行きますよね。(ね。)
芋臭い当時21歳のジョージ・ハリスンが可愛すぎる。
やっぱりあざといポール、頭脳キレキレで変顔のバリエーション無限のジョン、すぐ拗ねるけどすぐ機嫌が直るリンゴ、みんな可愛い。
ストーリーは多忙な日々を送るビートルズのドキュメンタリー風フィクション。
演技初挑戦の彼らは言うまでもなく大根ですが、素顔丸出しなのでナチュラルではあります。
そして抜群に曲が良い。当時はアイドル扱いだったけど、自ら手掛ける曲のパワーが凄まじい。If I FellとTell Me Why?が特に最高。
語りだしたら止まりませんね。
本当に素敵な体験でした。
傷ついた心を癒すのは、やはり音楽。
すべての感情に寄り添い、人間と違って裏切ることはなく、一方的に離れていくこともない。ずっとそこにあるもの。
自分にとって音楽とはそんな存在です。
良い音楽と映画があれば地球が滅亡しない限り何とか生きていけるでしょう。そう思いました。