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最近観た映画

??????(何でしょうか!)

実際の事件をベースとした映画です。
崩壊しかけの家族、主人公の夫・父がふとしたことから後戻り出来ない方向へ足を踏み入れてしまう。
ずるずるとなし崩し的に非日常に巻き込まれてしまい、最終的に全部失われる映画です。
劇中で「愛している」というロマンチックなセリフが登場するシーンがあるのですが、ときめきとかでなく…悲痛な叫びでしか無いのでとても胸が締め付けられます。有刺鉄線でギチギチと。
幸せそうであるほど可哀想。

個人的にはバスロマンとか醤油を匠に使用していたのが面白かったですね。説明も特になく当然のように(悪役にとっては当然なので当たり前ですが)
そう、異常なことが通常なので平然と当たり前にやってのけてしまうのが面白い。
次第にそれに順応してくる主人公も面白い。順応というか壊れていっているのかも知れませんが。

そしてこの映画、悪役にも美学があるというか。狂っているのですが正論というか、グサッと刺さるセリフが多いです。
中でも某シーンで主人公にプレゼントを手渡す時の、

「一歩前へ進め!」

この一言が一番印象的ですきでした。

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