タカラ BLOG, 総務部

シャクヤクについて

シャクヤクって名前と見た目が一致していないと思うのです。

あんなに華やかで軽やかで美しい、良い香りまでするのに「シャクヤク」という文字からそれを全く想起できない。
なんなら「シャクナゲ」の「ナゲ」部分に華やかさを感じるのでシャクヤクを見てシャクナゲと思ってしまうことすらあります。すみません、シャクナゲも華やかだと思います。でもシャクヤクに比べたらまだあっさりしている方かなと…
そしてシャクヤクには儚さもある。咲いている時が美しいほど枯れた時のギャップが衝撃的になります。シャクヤクもそうかもしれないですが、今回はシャクヤクの話なので忘れてください。ほら、またシャクヤクとシャクナゲを間違いました。シャクヤクの話です。
道端に咲いていてもなんだかぼんやりしていて擬人化するならばいつ消えてもおかしくないような可憐だけど寂しそうに笑う少女でしょうか?かわいい。
決して派手ではない。と思います。華やかと派手は違うのだ。
あとシャクヤクに触れ合う機会が圧倒的に少ないと思います。私が。シャクヤク園みたいなところに赴いた方がいいです。そう、私はシャクヤクの事をほとんど知らない。丸いコロンとした形が美しいと思えど、寄って写真を撮ったことすら無いように思います。
今回の記事で使った写真、数年分見返してこの1枚しか自信を持てるシャクヤクが無いのです。出直してきます。

でもこの写真は好きなのでもう一度載せておきます。実は過去にもこの写真をブログに使っている。それほど写真として好き。


こうして見ると中心こんな事になっているのかとか新たな発見がありますよね。
この透けるくらい薄そうで簡単に破れてしまいそうな花びらが、淡いグラデーションを伴って幾重にも重なる様が本当に美しい…

あれ、待って、これもしかして牡丹だったりしますか?でも雌しべ的に芍薬で合ってる…?良い香りがするのは牡丹…?
シャクヤクとシャクナゲとかいう以前に牡丹と芍薬からじゃないですか…出直してきます……

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