ジェットコースターってなんであんなに楽しいのでしょう…ということを考えてみました。
まず1つ目の理由、日常ではありえない感覚が味わえるから。
体がむき出しのまま乗り物に固定されてすごい角度をすごい速度で落ちてそのまま細いレールの上をすごい速度で走り抜ける、という体験と、その過程で体にかかる負荷、絶対日常では無いですよね。せいぜい馬力のある車に乗ってアクセルを踏み込んだ瞬間とか、かまぼこ上になっている道とか高速道路の下をくぐるトンネルを走り抜ける時、などに可能性があるくらい。高いところから飛んだとて着地の足が痛いことを考慮すると再現は不可能、バンジージャンプをするくらい。でもバンジージャンプは日常ではないので、つまり日常では再現不可能な挙動を体験することができるのがまず魅力の一つだと思います。
次に、前述しましたが体にかかる負荷が気持ち良いから。※以下個人的負荷についての記述
急加速
想定してるのは落下しないで平面を猛スピードで進む状態です。体だけ先に進んで中身が後から遅れて着いていく感じ、その体と中身の差が開いている時に居た堪れない感覚があり、それが気持ち良い。この感覚も「浮き」なのかも知れないです。
この体感はド・ドドンパの専売特許ですが今は乗れないので、高飛車で味わえます。
落下
急加速に似ているけれど違うのは体と中身が同じ場所に収まっていること。そのまま上に飛んで行きそうなのに安全バーが離さず「浮き」を全身全霊に叩きつけてくる。叫ぶと浮遊感は軽減できるし爽快感爆上がりですが体感をすべて享受して幸せを噛み締めるならサイレントドロップが有効。両手を上げて全身の力を抜いて若干腰が浮いてるくらいで落ち続けることができると満点。自然と半笑いになると思います。
これが素晴らしいのはFUJIYAMAです。ちなみにFUJIYAMAは後尾になるにつれてファーストドロップの満足度が高いので最後尾に乗りたい派です。
旋回
ジェットコースターに乗ってるんじゃなくて操縦していると考え、曲がる方向に体の準備を整えて挑む。バイクに乗る人はその感覚が近いのかも知れないです。頭が振り回されると酔う原因になるので気を付ける。これができると首筋トレはなくなります。右に左に駆け抜けるスピード感がたまらない。
首筋トレワードが出た時点でお気付きですね(←は?)(自分ツッコミやめろ)、FUJIYAMAを想像して書いてます。
乱暴にぐにゃぐにゃ振り回されるのを暴力と捉えるか、挑戦と捉えるか―――(は?)
回転
景色が目まぐるしく変わるのが楽しい。重力がもろにかかるので首がすくむ感じが爽快感を低減させている気がしてもったいないと思う。これが多いのが高飛車です。もはやリラックスして乗れる。
これをワケ分からなくしたのがええじゃないかです。
ええじゃないかの場合は回転しても足がブラブラ=踏ん張れないので体が竦まず振り回されることにより回転を爽快感に変えていると思います。足ブラ+回転により通常コースターではありえない角度で落下やら回転の感覚を味わえるのもええじゃないかの魅力の一つだと思います。でも書けるレベルまでええじゃないかを堪能出来ていないのでもっとええじゃないかに乗りたいです。
最終的に回転からええじゃないかの話になってしまった。負荷に関してはそんな感じです。
最後に楽しさの共有が出来るから。
他人と手を振り合ったり、滑走後に搭乗者で拍手をしたり、そういうことが楽しいと思います。
日常でそんなことしたらちょっと浮きますけどジェットコースターなら浮かれても良い…ジェットコースターも浮きますが…なんて……
以上ジェットコースターについてでした。
富士急だけでしか話せなくてすみません!!
良かったら皆さんのお勧めコースター教えてください!!!