今朝、今日中にブログを更新してくれといわれ
頭の中をひっかきまわしていたのですが
なかなか思いつかずに疲れ果ててしまったので
ここは普段から慣れ親しんでいる紙の話をしてみようと思います。
さて、タイトルを見て何を言っているんだコイツ?と思われた方もいるかと思いますが
紙を扱う仕事をしていると、紙には目とミミとコシがあり呼吸までしているのが常識になっています。
目 (流れ目:紙の繊維の揃ってる方向のコト縦と横がある。)
ミミ(断裁した時にでる切れ端)
コシ(うどんとかのアレと同じような感じ、強さ)
こう聞くと、なんか生き物ぽっさを感じますよね。(他にも、本の端を折って栞にすることをドッグイヤーと言ったり)
そして、この紙が呼吸するというのが厄介!
何にもせずにホッタラカシテおくと、直ぐにへそを曲げてしまいます。
どういうことかといいますと、紙が呼吸(吸湿・放湿すること)をすることで、紙を構成する繊維が伸び縮みします
すると、それが原因で紙自体が波打ったり等の変形をしてしまうのです!
こうなると、機械を通した時に、中で詰まってしまったり、シワになったりともう大変です。
なので、ちゃんと紙さんが居心地の良い温度・湿度になるように管理してあげなければいけない訳なのです。
どうでしょうか?
こう聞くと、なるほど紙は生き物だなって感じがしてきませんか?
そんなわけなので、皆さんも紙の取り扱いにはお気を付けください。